一つの光


「健ちゃん…健ちゃん…。」
何回も
俺の名前を呼んで来た

「どうした?」って聞いても
名前を呼ぶばかりだった

しばらく続いたら

千紗が口を開いた

「健ちゃん…。翔が怖いよ…。
脅されてた…。だから健ちゃんと話せなかった。
健ちゃんと話したかったよ…。
大好きって言いたかったよ…。
抱き締めて欲しかったよ…。
健ちゃん…ごめんね。
大好きだよ。
しばらく抱き締めてて…。
ねぇ…今日の夜ウチん家来て…?もういいよね。
一年だもん。健ちゃん…
健ちゃんさえ良かったら、ウチを抱いてくれない…?
健ちゃんと一つになりたいの。」

俺は
かなり
恥ずかしかった

顔が赤くなった


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