戦慄の魔説
10年前に死んだ?
なんで?


「10年前に死んだってどうゆうこと?」


「なぜ貴様に言わねばならん」


まだ真実が俺なのかはわかんないけど聞かなきゃいけない気がした


「おい…犬ども…10年前に死んだってどうゆうことだ」


右腕の鎖が鳴りだす

そのとき


「落ち着いて!!大丈夫だから」

シンシアが右腕にくっつき止めた


「おらてめーら今こいつはキレてる。さっさと退け」

銀狼が言うと白い狼たちは消えた


少し時間が経ちまた俺たちは違う洞窟に居た

温泉も水もある
前と変わらない洞窟


俺は外で銀狼を出した


「銀狼お前話せたんだな」

「今までは話せなかったがお前の体が覚えてたんだな。言葉を話すには霊力を消費する。その霊力をこの鎖を通してお前から受け取れると話せるんだ。今までは欠片もくれなかったからあんなチビにもなっちまった」


どうやら無意識のうちに霊力をわけることができるようになったようだ


「銀狼は俺の昔をしってんだね?」


「知ってるが教えねぇよ。自分で見つけるために来たんだろ?」


もっともなことを銀狼はサラッと言った
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