RinNe
数ヶ月がたった僕の休みの晩


その頃には由香は


昼間の仕事を辞めて


夜一本という


僕のライフスタイルに合わせていた


何時もの様に


雪子に
由香の家の外から電話すると


泣きじゃくった声で


[由香さんてだれ?


金輪際貴方と連絡取るなって


脅されたんだけど…]


僕は心臓が口からでそうになるくらい驚き、


苦し紛れに…


僕はこう言った
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