RinNe
次の日の朝、


僕は意を決して、由香に問いたざした。


僕[お前、俺の携帯、見ただろ!]


由香[別に見てないけど、逆になんか、
私にやましい事でもあるの?]


由香は至って冷静な口調でそう答えた。


僕[別に有るわけないし!]


由香[じゃあ、いいじゃん]


と、また冷静な口調で、
言い返してきた。


僕が折れた


[じゃあ、この話はここで終わりにしよう]


そうせざる得なかった…


何故なら由香にやましい、隠し事を数知れず、


していたのだから…
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