秘密の想い
苦しっ………
私は大きく深呼吸をする。
「はぁ…っ」
酸欠でどうにかなっちゃいそうだったよ。。
それに、
佳兄の、し、舌が、入って……
「紗耶ちゃん!?
お兄ちゃん!?」
亜優ちゃんの声がして、
びっくりして、佳兄と私が一斉に扉の方を見た。
……今の、見てたのかな。。。
どう、しよう…
「なにいちゃいちゃしてんのさ~~!
もうッラブラブー!!」
茶化すってことは、見てなかったんだよね??
よかった……
って、私、自分で佳兄とキスすることがいけないことだと思ってる。。
ずっと、触れたかったのに、
すっと、叶わないと思っていたことが叶ったのに…