あの人が好きで。
風邪薬を飲んだ網谷さんは、寝てしまった。
アタシもうつらうつらして・・・。
「・・・あ・・・優亜ッ!」
「へっっ?!」
「もう帰らないとまずいぞ、お前。」
アタシは目を覚ました。
もう時間は9時。
あれ?確か5時に網谷さんちにいたのに。
3時間も寝てたの?!!!
「ご、ごめんなさぃっっ!一緒に寝ちゃった・・・。」
「いゃ・・・。ありがとな。」
「え?」
「ホントサンキューな。」
網谷さんはアタシの頭をポンポン、と手でなでた。
こんな幸せな事、ないよ。
アタシは嬉しくて、笑顔がこぼれた。