あの人が好きで。





「だから、ちょっと来てみた。」



「そんな気にして・・・。」



アタシが言いかけたとき、網谷さんの顔が少し赤くなった。


え・・・?


どうして?



「あの・・・顔、赤いですよ?」



「はッ?!な、何言ってんだよ!じゃぁな!」



そういって、網谷さんはドアを閉めた。


え。いきなり帰っちゃった。



なんか・・・悲しいな。



そう思ってたら、いきなりドアが開いた。






「ちゃんと布団かけて、温かくして寝ろよ!」






一瞬の出来事。


網谷さんが言った。


またドアが閉まった。



なんだったのかな・・・。


気遣ってくれたのかな。



本当に本当に優しい人。


いつになったらこの想い、いえることが出来るかな・・・。
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