さぁ、跪いて快楽を乞え!
薫が寿に抱きつくつと、顔を埋める。

「何ですか。服をーー」

「レストランに行くのは夜だろ?」

「えぇ、そうですが」

「今日は……したい」

「はい?」

「や、ちが! その、ゴロゴロしたい。お前と」

頬を染める薫の腕を外し、意地悪く微笑むと、服をベッドに起き、薫をもう一度押し倒す。

「病み上がりだろうと、ゆっくり、なんてさせませんよ?」

「と、寿……っ」

薫に軽く触れるだけのキスをすると、薫の頬を撫でる。

「薫、愛しています」
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