恋は私の原動力
【ライクとラヴ】

「結局申里のアルバム見つけられなくて書けなかったよ、夜、ライブ見に行くから、頑張ってね☆」

すれ違いをごまかすように頑張れメール

……返事は無し……
多分忙しいんだろうな…どこか寂しい

夜、ライブ会場に30分程遅れて着いた

「おー」

「おー申里!!」

あれっ?舞台袖で出待ちしていると思っていたから突然の申里との遭遇…びっくり

「メール返せなくてごめんな…ちょうどリハーサル中でさ」

優しい、こうゆうとこ好き

「いいよ、そうかなって思ってたし、出番はまだ?」
「とりあえずダンスが終わっちゃって、最後にまた出番ある」
「そっかあ頑張ってね」
「見とけよ!」

「もちろん見てるからね」

「おう」

無邪気な笑顔に笑顔でかえす。
マサエがにやにやしてる

…うわぁ…
会場は何だか入りずらい
う、ういてるよねうちら…

「未有姉ちゃん!」

「おー七恵じゃん」

申里と一緒に出る親戚伸也のステージを見に来ていた伸也の妹、七恵。

私達は仲がいい☆申里と伸也の出番まで廊下の隅で遊んでいた

「おー七恵じゃん!遊んでるの??」

「申里の兄ちゃん」

またうろうろしていた申里と遭遇、出番まで暇らしい。伸也と申里は幼なじみだから妹の七恵とも仲がよい

七恵が申里にちょっかい出してる

申里はそれを優しくかわす。子供好きなんだなぁ…いいパパになるんだろうなぁ…
なんて思っていた

きた

申里の番

目立ちたがりの申里の事だからきっと
ヴォ−カルかギターだろうなあ

申里はドラムだった!
伸也がベースで健太がギターだ

私にとってドラムは、吹奏楽での打楽器でのイメージしかなく目立たない楽器だというイメージがあった

あっ…た!?

ダダダダダン!!

うわっ…………
かっこいいょ!!!嘘、凄い!!!!
照明の光りに包まれ体中でドラムを叩く申里の姿が誰よりもひかっていた
ヴォーカルよりもドラムにくぎつけ

「大好き…」

好き……

どうしよう好きだ…
なんにでも真っ直ぐな申里が私

「大好きだよ…」

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