恋は私の原動力
【恋人よりも】

成人式から帰って、直人との時間が増えた。ゼミ内で色々イベントがあり、2人で仕切っていた事もあって心の距離は近付いていった。

そして気付けばまた1年がたった。
クリスマスに、「来て」っていきなり呼んだのに来てくれて、またこの年も好きな人と過ごせたクリスマス

直人はどんどん特別になっていく…

でも
直人の中の私は、家族みたいな存在だったんだ…

2月、仲間のバースデェーパーティーで集まり、宅飲みしていた

直人は深夜バイトで、終わってから来てくれる事になっていた

仲間にのせられつつ、直人に告白することを決めた

「告白できたらチャイムならして入ってくる、告白出来なかったら愛(あい)ちゃんに買ってきたお茶をわたす」

それが皆への合図…

「今から行くよー」

直人からのメールで緊張感が漂う…


「そろそろ直人来るから行ってくるね、皆、直人せっかく来てくれるから盛り上げてね」

「了解!!」

皆に見送られ、ドキドキして外にでると

「おーおはよう」

ドキッ!?
なんというタイミングだ

「おはよう…」

「あれ、未有どこ行くの?」

「そこまでお茶買いに…」

「そうなんだ皆は中??」

あっ…
「あのさ…メール見た?」

「えっ!見てない」

「相談あるって送ったんだけど…」

「相談?いいよ何?」

「あのね…告白しようかなって思って」
「おっ!!誰に」
誰に!?そりゃあ決まってる

「直人に…」

「えっ?俺??」

沈黙が…
未有!ちゃんとはっきり言わなきゃ!!

自分に言い聞かす

少し離れて後ろを歩いて、動揺している直人の顔を見て言った

「好きです…付き合って下さい」




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