キャンディ
着いたぁ!!!
女の子ばっかだっ。
私はほっとした。
『夏音っ!あんた、代表でしょ?急がないとっ』
「あっ!!そうだった」
2人で急いで体育館へ。
馬鹿デカイ体育館で、またもや驚く私。
「ねっ。ねぇ、紗羅??」
『何?』
「何で男いんの??」
『入学式だけだから大丈夫っ。』
「そっそうなんだ!!よかったぁ」
ってか、何組なんだろ??
「ねぇ、何く……」
『見に行こっ』
まあ、遮られた…
体育館の壁を見る。
えっと…
「あっ!!あったぁ。7組だっ紗羅は??」
『私も7組っ』
「えっ??本当っ!?嬉しいっ」
『座りに行こっ』
「うんっ!!」
私たちは7組の椅子に座った。席はどこでもいいっぽいから紗羅と隣ぃ。
えぇ。今から入学式を始めますので、皆さんは着席して下さい。
第60回、水上高等学校の入学式を始めます。
『夏音。始まったね!』
「そうだねっ。」
代表者は前に出て下さい。
女子校から
「一ノ瀬夏音さん」
「はいっ」