僕は君のもの




「美紀ちゃんにもようやく友達ができたんだなぁ。」



「ホント?やっぱりこれって友達!?」




直ちゃんは思わず笑顔になった美紀の頭を撫でてくれた。



直ちゃん家に行った時は恵梨香の話をするのが最近の定番になっていた。



「すっごい美人なんだろ?その子。俺も会ってみてぇ。」



思わずそう漏らす直ちゃんにムッとする。



恵梨香と直ちゃんは絶対に会わせてやらない。


とられちゃったら困るもん。



恵梨香には直ちゃんの話もしないようにしよっ!



一人で勝手に決心した。





「そういえば今度近くで花火大会あるらしいんだけど美紀ちゃん行かない?」



それってデート!?



「先輩が美紀ちゃんも誘えってうるさくてさ。」



なんだ。



「ごめんね。直ちゃん。それ、他の子と行く約束しちゃった。」




もちろん相手は彼氏。もし直ちゃんたちと鉢合わせしたらどうしようかと少し焦る。






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