秘密の★オトナのお勉強③
「届いている荷物は、もう部屋の中に運んであるから、あとは自分で片付けてね」
「はい!色々とありがとうございました」
ペコリと頭を下げると、おばさんはニッコリと微笑んで、受付へと帰って行った。
あたしは深く深呼吸をし、うるさく鳴り響く心を落ち着かせる。
相部屋の子はどんな子かな?
学校生活は楽しいかな?
友達出来るかな?
考えれば考えるだけ不安が押し寄せてくるけど、これもあたしが自分で選んだ初めての道。
どんな場面も楽しまなきゃ、意味が無い。
「…失礼します!」
あたしはドアをノックすると、中から「はぁい」という可愛らしい声が聞こえて、鍵が開く音がした。
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