秘密の★オトナのお勉強②



「じゃ、また明日ね、菊池!」



「明日もよろしくな」



「お疲れ様でした…貞永サンに中森サン…」




クタクタな様子の菊池を自宅まで送り届けたあたしは、貞永と共に簡単な挨拶を済ませると、ゆっくりと車を発進させる。


バックミラー越しに見える菊池は、少しやつれているように見えて。




「少しやりすぎちゃったかな…?」



「いや、アイツには少し厳しくしたくらいが調度いいだろ」




助手席で淡々と言い放つ貞永。


…コイツもなかなかのサドなんだな、と思った事は、秘密にしておこう。



そんな貞永の言葉に微笑みながら、ふと疑問に思った。


菊池は、なんでマネージャーを目指しているんだろう?




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