秘密の★オトナのお勉強②
あたしはそんな菊池に、あっかんべーをお見舞いする。
…二十四歳であっかんべーかよ、というツッコミは、受け付けないわよ!
「それじゃ、今日は解散しようか!菊池は今日はどうやって来たの?」
「電車っす」
「そういう事なら、この優しいお姉さんが乗せて帰ってやってもいいわよ?」
ホホホと高らかに笑い上げるあたしを見て、貞永は額に手を当てて、ため息をついている。
一方の菊池はというと、あたしに借りを作りたくないのか、しっかりと首を横に振っている様子。
…この男共、なんか腹立つ。
あたしの何がおかしくて、そんな態度を取ってんのよ!
「あーもう!こうなったら二人ともあたしの車で強制送還よ!さっさと着いておいで!」
そんな言葉を発すると、あたしは左手で菊池を、右手で貞永を掴むと、力ずくで駐車場へと向かった。
そんな二人の口から、「コイツ、女じゃない…」という囁きが聞こえていたけど、忘れる事にしよう。
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