秘密の★オトナのお勉強②



あたしはそんな菊池に、あっかんべーをお見舞いする。


…二十四歳であっかんべーかよ、というツッコミは、受け付けないわよ!




「それじゃ、今日は解散しようか!菊池は今日はどうやって来たの?」



「電車っす」



「そういう事なら、この優しいお姉さんが乗せて帰ってやってもいいわよ?」




ホホホと高らかに笑い上げるあたしを見て、貞永は額に手を当てて、ため息をついている。


一方の菊池はというと、あたしに借りを作りたくないのか、しっかりと首を横に振っている様子。



…この男共、なんか腹立つ。

あたしの何がおかしくて、そんな態度を取ってんのよ!




「あーもう!こうなったら二人ともあたしの車で強制送還よ!さっさと着いておいで!」




そんな言葉を発すると、あたしは左手で菊池を、右手で貞永を掴むと、力ずくで駐車場へと向かった。


そんな二人の口から、「コイツ、女じゃない…」という囁きが聞こえていたけど、忘れる事にしよう。




.
< 140 / 412 >

この作品をシェア

pagetop