秘密の★オトナのお勉強②



女として少しショックを受けたものの、約束は約束だ。




「…分かったわよ。解放してあげるから…」



「フッ。これが俺の実力だっての」



「でも!ラブクッキングの収録は一週間後なんだから、気を抜かないでよね?」



「分かってるって」




余裕そうな貞永を見て、少し不安になるが、今の貞永の実力を見れば、イメージダウンに繋がる失態は犯しそうにない。


…少しは、安心かな?



ホッと一息つくと、痛いほどの視線が、あたし自身を襲い始めた。


その視線の先には…当然の事ながら、貞永の姿があって。




「どうしたの?」



「いや、俺には料理の他にも、やる事がいっぱいあるなと思ってさ…」




そっか。

ラブクッキングももちろん大事だけど、他の仕事もたくさんあるもんね。




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