秘密の★オトナのお勉強②



なんだか貞永が可哀想に思えてきたあたしは、忍び寄る菊池の魔の手から、助けてあげる事にした。




「貞永ー、まだ菊池と戦ってたんだ」



「うるせー。コイツがどんどん絡んでくるんだよ…」



「貞永サン、可愛いで―――」



「もうテメェは黙ってろ!」




貞永と菊池の間には、ピリピリと火花が散っている。


結構二人はお似合いのコンビだと思っていたのに…それは見間違えだったのかなぁ?




「あゆ、大変やなぁ。新人さんの教育は」



「ははは…。よかったら隼人、変わる?」



「いや、遠慮しときますわ」




貞永と菊池の攻防戦を見学しながら、あたしと隼人はそんな井戸端会議を繰り広げていた。




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