秘密の★オトナのお勉強②



隼人と共に余裕そうな笑みを浮かべる貞永を見て、あたしは少し不安を覚える。


それは、隣に居る菊池も同じだった。




「ねぇ、菊池…」



「なんスか?」



「貞永のヤツ、恐ろしいことを考えては…いないよね…?」



「考えてるような気が…しますね」




背中に冷や汗をかきながら、あたしは再び司会者の方に視線を向ける。


司会者は淡々とルール説明を行っており、とても楽しそうな表情を浮かべていた。




「尚、今日は「愛のある料理」というコンセプトはもちろん、別のテーマも決定させて頂きました!」




…別のテーマ、!?

あたし、打ち合わせの段階から、そんな事聞いて無いんだけど!




「そのテーマとは、「大切な人が作ってくれた料理」です!本日は、この二つの課題をクリアするような料理を目指して、頑張って下さい!」




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