秘密の★オトナのお勉強②



「へ?」



「もう一度言いますよ?今日の夜、ハッピードリームに来て下さい。中森さんだけでなく、貞永も一緒にね」




あれから一週間後。


あたしはケータイ片手に、小西さんから急な呼び出しを喰らっていた。


というか、急すぎる呼び出しだ。


もう日は傾きかけているし、いつ撮影が終わってもおかしくない状況なのに、この時間になって呼び出しって…。




「では、お待ちしておりますよ?」



「あ、はい…」




小西さんとの通話を終えたあたしは、呼び出しについてのわだかまりを残したまま、撮影現場へと戻る。


蘭とのシーンを撮影している貞永は、まさに「俳優モード」一色。


真剣な表情で、ひとつひとつの演技をクリアしていった。




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