秘密の★オトナのお勉強②



そんな心配をしながらも、会見は一刻一刻と迫っていく。


意外な事に、芸能人である蘭や猛に気付く人は誰一人としておらず、会場がパニックに陥る事も無かった。


二人がサングラスを掛けているとは言え、どうやらこんな所に大物芸能人が居るとは誰も思っていないらしい。


ホッと一息付いた瞬間、あたしの肩を誰かに叩かれた。



ビクッ!と反応する身体、

勢いよく流れ出す冷や汗、


もしかしたら、キャサリンの正体があたしだという事が、バレた―――?



恐る恐る振り返った、その先には…




「久しぶりやな、あゆ」



「えらい変わりようですね、中森サン」



「え…?」




周りに気付かれる事のないよう、コソコソ声で囁く、隼人と菊池の姿があった。




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