天然少女の憂鬱

▼初めての倉庫

 


それから昼休みが終わって、午後の授業も今さっき終わり、今は帰りのホームルーム。


担任の矢島先生、通称やっちゃんが明日の連絡事項について話してる。

やっちゃんは正直あんまり教師って感じがしない。まだ23歳と若いのもあるだろうけど、見た目もクラスの男子と大差ない。

ちょっとイカツイにいちゃんって感じので、規則も他の先生にみつかんなきゃ守んなくてもいいよなんて言うゆる~い先生。

みんな、もちろんあたしも大好きで人気の先生。



「んじゃ、今日は終わりなー。寄り道しても良いけど見つかるなよー。じゃ!」


話も終わり、そう言って出ていってしまった。


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