鏡の中の君~君の温もりはココにある~
あの日から、倉持君は私の事は『笑』って呼ぶ事が多くなった。

『笑ちゃん』の時も優しく呼んでくれた。

私は、それなりに受け止めていたつもりだったけど。



今の『笑ちゃん』。
突き放すような言い方だった。


名前の呼び方に大してこだわらなかったくせに、今の自分は、『笑ちゃん』1つをすっごい気にしてる。
< 110 / 114 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop