恋。


 「ボク?!」




 そう聞くと、アンディは




 「うん」とだけ答えて続けた。


 

 「ボブは、特徴がないから…

 私が三角ぼうしに色、

 塗ってあげる!」




 そう言うとアンディは




 ボクをひっぱって、




 ご主人がいつも使っている




 絵の具のパレットに向かった。


 

 「ほら、入って。」




 強引に背中を押されたボクは、




 青く染まったパレットへどぼーん。…






 ボクは、真っ青になった。




 
 するとアンディもピンクに



 
 染まったパレットへどぼーん。




 アンディも真っピンク。




 ボクらは、お互いに見合ってわらった。




 そうしてると、




 ボクにアンディの堅い唇が触れた。








< 11 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop