恋。
「ボク?!」
そう聞くと、アンディは
「うん」とだけ答えて続けた。
「ボブは、特徴がないから…
私が三角ぼうしに色、
塗ってあげる!」
そう言うとアンディは
ボクをひっぱって、
ご主人がいつも使っている
絵の具のパレットに向かった。
「ほら、入って。」
強引に背中を押されたボクは、
青く染まったパレットへどぼーん。…
ボクは、真っ青になった。
するとアンディもピンクに
染まったパレットへどぼーん。
アンディも真っピンク。
ボクらは、お互いに見合ってわらった。
そうしてると、
ボクにアンディの堅い唇が触れた。