恋。




 また今日も、ピーが来た。




 うちは嬉しくって、




 また、窓際に走った。





 「ピー!!」




 うちは叫んだ。




 窓越しでもハッキリ聞こえるように。




 「いい加減うるさいなぁ!

 オイラはピーじゃないんだぞ!」



 
 ピーが初めて声を出した。



 
 「じゃあ、なんで。

 いつもいつも、ここに来てくれたの??」



 
 うちは必死になって聞いた。



 
 そしたら、ピーの顔が赤くなった。



 
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