7時12分。
一学期の終業式前日
今日も変わらず、私とインテリ君は同じ7時12分発の電車に乗った。
テストの結果の話をし、明日で一学期が終わる話へ。
「明日で一学期終わるねー。夏休みだよ、夏休み!」
「一学期なんて、あっという間だよな。てか、高校生活が半分終わるのか。」
「そうだよねぇ。早いな〜。カズ君は、夏休み何するの?」
「…夏休み…かぁ」
一瞬、間があったのは気のせいかな。インテリ君の表情が少し暗くなった。
「まだ、予定きめてない。琴美は?」
「えっ?私はー…たくさん遊びたいな!」
インテリ君と。
って言いたいよ、本当はね。
私の話をきいたらインテリ君はニコッと笑って、
「たくさん遊びたいな。」
といった。
私は、それを聞いてすごく嬉しかった。きっと顔を赤くしながら笑ったと思う。
今日も改札の前まで話し続けて、
「琴美、学校頑張って!」
「カズ君も頑張ってね!」
と、いつもと同じように別れた。
でも、次の日
インテリ君は電車に乗ってはこなかった。
今日も変わらず、私とインテリ君は同じ7時12分発の電車に乗った。
テストの結果の話をし、明日で一学期が終わる話へ。
「明日で一学期終わるねー。夏休みだよ、夏休み!」
「一学期なんて、あっという間だよな。てか、高校生活が半分終わるのか。」
「そうだよねぇ。早いな〜。カズ君は、夏休み何するの?」
「…夏休み…かぁ」
一瞬、間があったのは気のせいかな。インテリ君の表情が少し暗くなった。
「まだ、予定きめてない。琴美は?」
「えっ?私はー…たくさん遊びたいな!」
インテリ君と。
って言いたいよ、本当はね。
私の話をきいたらインテリ君はニコッと笑って、
「たくさん遊びたいな。」
といった。
私は、それを聞いてすごく嬉しかった。きっと顔を赤くしながら笑ったと思う。
今日も改札の前まで話し続けて、
「琴美、学校頑張って!」
「カズ君も頑張ってね!」
と、いつもと同じように別れた。
でも、次の日
インテリ君は電車に乗ってはこなかった。