甘味処
!?




フワッと、温かい体におおわれる。
優しくて安心する匂い。




「叶愛……大丈夫だ。」







「・・・っ!でもっ!あたし・・・っ!」






「叶愛のせいじゃねぇ。自分を…責めるな。」


星桜の優しい声。
なぜかわかんないけど
星桜が言うとそうなのかな?
って思えちゃうんだよね…




「叶愛。あなたはあたしとあの人の
大切な子供なの。大好きなの。
その子供を守りたいからあたし達はしただ「待ってください。」




星桜がお母さんの言葉をさえぎる。
いきなり喋るからあたしは涙を忘れて目を開いた。



「このことはもとはと言えば僕が関係してる。
叶愛を守れなかったことがすごく悔しいし
自分のしたことを恥じています。
それでおばさん達が苦労しているということが
すごく申し訳ないです。

だけど…


だからと言って…「自分の体を売るようなマネはしないでよ!!」



星桜が言ったことを今度はあたしがさえぎった。
さっきと逆で今度は星桜が驚いてるみたい。




だって、言いたかったの。


あたしの気持ちを。
自分で。




「あたしの事考えてくれてるのはわかったよ?
だけど…あたしは…っ!」



悲しかった。
それだけ辛い状況なのに…



「相談してほしかった…!」







なにも話してくれてないことが。








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