甘味処
・・・・・は?


隣にいる星桜もあたしと同じで
めずらしく口をポカーンとあけている。





「やめたって…?」





「やめたの。」





「何を?」




「仕事。」





......はいぃ?




「っだってお母さんさっき男の人と歩いてっ…!」




「断って、帰ろうとしたら前仕事した男だったの。
さっきの男はあたしがやめたことしらなくて声かけられたのよ。
もちろん断ったわ。」



・・・・・


お母さん…やめてたんだ。



あたしがいうより早く
自分が間違ってること理解してて、
やめようと思ってくれてたんだね…。



「あれは、あたし達の勘違いだったんだね。」





「・・・そうだな。」




「・・・・っ。」



安心して、また涙がでてきた。
あたしって泣き虫だ…




「よかったな。」







ポンッと優しくあたしの頭をたたく。




「うん。よかった。」



にっこりとほほ笑んだ。



星桜もそんなあたしを見て微笑む―――――…。






/////っ




ずるい。今その顔は、



あたし以上に嬉しそうな顔して

優しそうにほほ笑むなんて。





ずるすぎるよ…。






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