甘味処
「俺、言ったよな?
叶愛は、好きだよ。
星桜の事を言われると、正直つらい・・・」


つらい・・・

その言葉であたしはかなり反応してしまった。


宙も気づいてるよね。



「っごめんね…あたし「だけど。」



「俺親友だから、叶愛の。」



そう言って爽やかに笑った宙は、



悲しそうな


悔しそうな顔をしていたけど


それ以上に




「親友は相談に乗るもんだろ?」




優しい笑顔をしていたんだ―――――。






「ありがとう」




あたしは、宙の優しさに甘えてるね。




いつか宙が、


私なんかよりも他の女の子を好きになったら


それを



全力で応援しようって


今、心から思うよ。





あたしは宙と手をつないで
俯いて話した。




あたしの気持ちを。





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