甘味処
全部話した後のあたしは
最後、自分の気持ちを宙にぶつけるだけだった。




「ッどうしてこんな気持ちになるのかわかんなくて・・・!」



「うん」



「あたしは一体どうしたいんだろうね…」



「・・・」



「星桜は、家族みたいに大切なの・・・っ」




「だから・・・ッ」



「違う。」



「へ?」



いきなり言う宙に、まぬけな声を出してしまった。



「本当にあいつのこと、家族みたいに大切?」



「・・・・」



わかんないよ。



だって星桜は幼馴染であたしと兄妹みたいな・・・






「ねぇ・・・?
今度久しぶりに一緒にあそびましょ?」




「まぁ、お前の両親にもいわなやなんねぇしな。」




中庭で話していたあたし達。
窓から嫌でも聞えてきた会話。




両親に言う?



なんで星桜が先生の両親に言うことがあるの?




宙を見るとすごい目で星桜を睨んでる。



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