超溺愛ブラコン妹の彼氏

4月パート7

☆世那

俺の部屋に紗輝ちゃんがいる。

一晩一緒に過ごした。

規則的に寝息を立てて眠っている。

可愛い。

起きたら次の約束してもらおう。

って俺どんだけ紗輝ちゃんに依存してんだ!?

拒否られたら!?

んな事ないと思うけど…

'うぅん'とたまぁに寝言?のような事を言っている。
何をしても可愛いょ。

今すぐ触れたい。

でも起きてしまいそうだからやめとこう。

だから…もう少し可愛い寝顔見ていさせてね。

ちょっと俺の悪巧みに付き合ってもらおうかなっ?





んー朝?

瞼をゆっくり持ち上げ誰かが目の前に寝ていてビックリした。

世那だ。

そっかぁここは世那の部屋で一緒に寝たんだった。

今、何時だろう?

毎日目覚ましで起きているからすっごく寝た気分。

まぁ起こされる事もあるけどね?へへっ。

顔を向けた。

綺麗な整った顔した寝顔。
カッコいい!!

この顔を毎日見られる未来の彼女が羨ましい。

でも今は私のだから。

気づいたら'大好き'って呟いてた。

あっ起こしちゃうょね!?

ごめんね…

心の中で言い世那に寄り添った。

'うぅん…'って寝言言いながら抱き寄せられ足まで絡んできた。

'紗…輝ちゃん'

ん?寝言?

思わず返事しそうになりそうだったょ。

そしたら

「おはよぅ紗輝ちゃん、もぅ起きるぅ?」

声をかけられた。

「あっ起こしちゃった?ごめんね。もぅ少しこうしていたい」

「うん、了解」

数秒後

「紗輝ちゃん、俺寝てると思った?」

「へぇ!?寝てたでしょ?」
「本当は起きてた。紗輝ちゃんの寝顔が可愛くて触れたくて我慢してた。触れたら起きてしまいそうで。だからぁ寝たふりしてた」

口角を上げ怪しげな笑みをしたと思えば'おはよう'ってキスをされた。

'おはよう、世那'と返し話始めた。

「だからかぁ足絡ませてきた時はビックリだったの。私、変な顔してなかった?」

「全〜然。可愛くて食べちゃいたいくらい」

「あはっキャラ違くない?朝からエロモード全開?」
「あっそう思ってくれてるなら言いやすいや。
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