超溺愛ブラコン妹の彼氏

4月パート8





カーテンが眩しくふと目が覚めた。

あれ?私…布団に入ってる?

何で?

と思っていたら目覚ましが鳴り出した。

セットしたっけ?

手元をみたらクッションがあった。

確かにクッション抱き抱えてウトウトしてたのは覚えてるけど…その後の記憶がないって事は…寝ちゃったって事よねぇ。

自分で布団に入ったのかなぁ。

悶々とウトウトした後の事考えてたら重大な事忘れてた!

萌ちゃんのお弁当作らなきゃだった。

慌てて起きて制服に手をかけた時ドアがノックされた。

「紗輝ちゃん起きてる?」
「うん、起きてるょ。入って?世那」

私は着替えなきゃだから手はとめられない。

ガチャと開くドア。

「おはよう、紗輝ちゃん。何だか忙しそうだねぇ」

「あぁ世那はもう着替えてるんだぁ。って私も今から着替えるんだけど?」

パジャマのボタンを数個はずして気付いた事を言ってみた。

「どぅぞ、着替えて?何ならお手伝いしましょうかねぇお姫様の」

続きのボタンを外しにかかった。

「ブラは?」

「あそこ」って机の上を指す。

全て外しブラを取りに行き後ろをむかせれ手を通しホックをしてくれた。

次にパジャマのズボンを脱がしてくれて制服のスカートをはかせ、上着を着せてくれいる。

無駄のない世那の手の動きに朝からうっとりの私。

時間がないってのにね。

でも…

何で今日もこんな事してくれるんだろう

あっ久々の制服だから?

あぁ゙!?顔洗ってないや!

「世那。顔洗ってない、私」

「終わったら洗お?」

ってニコッとしてくれてベッドに座らされ靴下を履かせてくれた。

'はぁい完了♪'と言われ両手を腕に添えられ立たされた。

上から下まで眺め

「うん、よぉく似合っているょ制服」

って極上スマイルで言ってもらえた。

「ありがとう!!何か今日から高校生気分。ってか転校生気分?」

'何だ?それって笑われ用意を急かされた。

鞄の用意をして世那が持ってくれて洗面台へ行き顔を洗った。

拭き終わると髪の毛に取りかかった世那。

その間に顔にクリームを塗る。

「世那、ありがとう。今日も
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