超溺愛ブラコン妹の彼氏
おーおー紗輝ちゃん、やる気満々じゃん。

「頼もしいね、紗輝ちゃんは。明日のランチでゆっくり話そうか。んじゃ邪魔してごめんね?」

「あっ私、態度悪くて、ごめんなさい。話聞いて態度がかわってしまって…失礼ですね」

へぇ紗輝ちゃんが郁斗に謝ってるょ。

「郁斗、早く紗輝ちゃん解放してょ!俺ら寝らんないじゃん」

紗輝ちゃんが手にしてる携帯に向かって言ってやった。

「やめてょ!?私、今、郁斗会長に謝ってるんだから」

うわっ紗輝ちゃんに睨まれたょ…
でもっ俺にしがみつく強さが増したのは?

両方大事だって言う愛情表現?

「紗輝ちゃん、俺は平気だょ。これから末永く仲良くしようね?」
「はい、よろしくお願いします。色々と使って下さい。ごめんなさい。電話でこんな事言うなんて」
「気にしないで?明日、いっぱい話そうね♪」

「はいっよろしくお願いします!」

何この会話。

ムカツク。

郁斗に対して敵対心何てなかったけど。

今の紗輝ちゃん、ヤバすぎ!

頬を赤く染め恥じらいながら話す紗輝ちゃんをみー君にもみせてあげたいょ。

絶対ケンカになるね。

「郁斗、早く紗輝ちゃん解放してくれないと明日、会わせてやんないから!」

お目目真ん丸の紗輝ちゃん。

「世那!?お前は親父か!?」

「郁斗がしつこいか・ら!」

ふふっと笑い出す紗輝ちゃん。

「世那、後、少しだけ話させて?」

俺を見つめる紗輝ちゃん。

最近、大人びてきたか!?

何か歯止めがきかなくなりそうだょ…。

「郁斗会長、そろそろ終わりにしてもいいですか?世那…怒ってるから」

「あぁごめんね。紗輝ちゃん、ゆっくり寝てね?おやすみ」

「おやすみなさい、郁斗会長」

「最後なんだから郁斗って言ってもらえない?」

はぃ!?

郁斗だと!?

桃色の現生徒会長が部下に郁斗と言えだぁ!?

しかも俺の妹にだぁ!?

ふざけんな!!

なのに2人の会話は成立してて…
俺がヒートしている間に紗輝ちゃんは郁斗の思惑通りになったみたいで

「ありがとう、紗輝ちゃん、ゆっくり眠れそうだょ」

「おやすみなさい」
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