超溺愛ブラコン妹の彼氏
あーぁ考えれば考える程腹が立ってくる。

家に着いた。

鍵を開けて入ると

「紗輝ちゃんお帰り♪」

「あっ空那ただいま…」

靴を履き替えスリッパを履いた。

「朝はごめんね?あんな別れ方したから心配だったんだ…。なんかあった?凄い雰囲気重いんだけど…」

出るとは思ってなかった涙がポロッと出てしまった。
「紗輝ちゃんごめん!本当にごめんね?朝の事がこんな事になるなんて思わなかった」

と言って抱き締めてくれた。優しく'こめんね'と言いながら…

空那の香水いいなぁとその香りとこの温もりに酔いしれた私。

少しずつ空那の温もりから離れながら

「ありがとぅ空那。でも私が落ち込んでるのは朝の事じゃないょ?まぁ少しは尾を引いてたけどね」

微笑む私。

握ってくれている両手が熱い。

「朝ね教室入る手前で、余所見しててココア被っちゃったの。制服に一杯かかっちゃって。今クリーニング屋さんに行って来たとこ」
「そんな事があったの!?連絡くれればいぃのに。ココアって紗輝ちゃんの?」

「ううん相手の子。でね舞桜ちゃんが色々やってくれたの。洋服貸してくれたりして。制服クリーニングに出すから私服の許可を先生にもらったの」

「そっかぁ。朝から色んな事があったね。俺があんなこそさえしなきゃ守ってあげられたのに…」

「ふふっこうして話聞いてくれてるだけで充分だょ?手すっごく恥ずかしいし…」

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