超溺愛ブラコン妹の彼氏
「うんっ!言わないっしょ?そんな事普通さっ」

「そぅだょね…お兄達人気者って言うか桃色の生徒なら知ってて当然なの?」

「だねっ♪」と世那。

大きく頷く空那。

「紗輝ちゃん知らないだろうから言っとくね。親父もだからっ♪紗輝ちゃんの担任と共に人気なのっ」

なっ何なんですか家の男共。
私以外皆知られてて人気者なんじゃん…

桃色学園に何回も行ったのに…初めて知ったし…

何か仲間はずれになった気分。

泣きたくなんてないのに涙が止まらない…

「どしたぁ!?」と言ったのは世那。

すかさず抱き締めたのは空那。

「ヤダぁ!!離してぇ!!空那離せぇ!!」

「こんなになってる紗輝を離せる訳ないじゃん!!」

それでももがく私。

より一層強く抱き締める空那。

世那は驚いて頭を撫でていた。

私が動けば動く程、空那は抱き締める力を強くするから動くのをやめてみた。

暫くすると'やっと止まったね?
と世那が耳元で囁き抱き締める力が緩んだ。

隙をみて逃げようとする私を空那に捕まえられた。

ガッシリと捕まれた両肩。
「どぅしたの!?ここまで取り乱すなんておかしいょ?言いたい事あるなら言って?」

最初は激しく勢いずいて言ってたのに最後は優しく言う世那。

でも私は牙を剥いた。

睨んでやった。

その瞬間世那は目が飛び出そうなくらい驚いていた。
「何で?何でそんな目で見るの?何かした?俺、何した?言って?言わなきゃわかんないょ?言えよ!!」

優しく言ってた世那が最後は人がかわったようになった。
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