超溺愛ブラコン妹の彼氏
目を大きく見開いてパパを見詰める私。

「ははっ。何で知ってるかって顔してるね?職員室で紗輝ちゃんの担任の先生が校長先生にお願いしてたの聞いたから。でも誰だかは知らないょ?知ったのは今」

「今!?」

「そっい・ま?少し前に帰ってたんだけど3人の修羅場に飛び込む勇気ないからさぁ?」

「何で疑問系になるの?ってか立ち聞きは悪趣味だょね…」

'何でだろ???'と少し離れた私の体をまたギュッと抱き締めたパパ。

「紗輝ちゃんもう泣かないの?」

「もっいい゙ぃ…」

「ははっよく泣いたね…。紗輝ちゃんは桃色学園に入って2日でしょ今日で。そんな子がね桃色の事すべて知る事出来る?見学に来て空那や世那が人気者だってわかったら紗輝ちゃんはどぅ思う?嬉しいけど私のお兄ちゃんをとらないで!的な考えにならない?そしたらムキになって桃色に入りたいって思うでしょ?」

「思わない」

「嫌思う」

「んじゃ思うでいぃから離して」

「離したら逃げるでしょ?」

「もぅ皆嫌い大っ嫌い!」と言ってパパの背中を思いっきり叩いた。

「うんうん殴っても蹴ってもいぃから気がすむまで何でもしていぃよ。確かにねパパが紗輝ちゃんの立場であっても、こうやって爆発するだろうから」

「ごめんなさい。私、仲間はずれになったと感じたの。それに今日は朝から嫌な事と続きで…パパ痛かったでしょ?」

抱き締められながら背中を擦る私。
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