続・天使が舞い降りた。
その笑顔にホッとしたような…、
でもそれ以上に心臓が高鳴る俺。
俺は美紀に勧められるままイスに座った。
突然の再会にまだ戸惑っている。
「…どう?」
美紀が俺の顔を覗き込んだ。
正直ケーキどころではない俺は驚いて心臓が飛び出そうになる。
「…あ、ああ!美味いよ!」
「ほんと? 新メニューいけるかな? レアチーズ」
「いけるいける」
「ですよね。美紀ちゃんのお手製ケーキ美味しすぎる!!」
凛が子どものような笑顔でそう言う。
「嬉しい~、凜ちゃん♪」
そんな2人のやり取りを聞きながら俺も微笑んだ。
「…あっ!!」