続・天使が舞い降りた。
⑥ ゆずれない想い






自己嫌悪。

今日ほど自分に嫌気がさした日はない。




ほんの数分前に起きた出来事に、俺の頭は付いていけない。

ただ救急車の中で凛の名前を呼び続けることしかできなかった。

凛は俺の言葉に苦しそうに反応するだけ。




本当に自分に嫌気がさす。

自分達のくだらない言い争いのせいで凛はこんなことにー。



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