続・天使が舞い降りた。
「…凛」
小さな声でそう呼ぶが、凛からの反応はない。
気持ち良さそうに眠っている凛。
まるでこのまま目を覚まさないんじゃないか、ってくらい穏やかな表情。
もしこのまま目を開けなかったら、どうしよう?
ふとそんなことを考えて俺はたまらなく不安になった。
「…?」
ベッドの横の小さなテーブルに、光る何かを見つけた。
ネックレスのチェーンだ。
俺はそのチェーンを手に取る。
多分、俺がクリスマスに凛へプレゼントしたもの。
トップはどこにも見当たらず、チェーンも切れてしまっている。
事故の衝撃で切れてしまったようだ。