続・天使が舞い降りた。


「話はもう終わったの?」

「終わったよ~」

あっけあかんとそう答える凛。

俺は少し拍子抜けしながら、凛の隣で波打ち際を見つめる。

何て言えばいいのか言葉が見つからないまま。

やがて凛がゆっくりと口を開いた。

「何かスッキリした」

「?」

「この間、俊介さんに抱きしめられて正直動揺した。心が揺らぎそうで、自分でも分からなくなった」

俺は黙ったまま凛の言葉の続きを待つ。

「だけどそれは、もう1年前とは違う気持ちなんだって分かったの。私たち、あんな別れ方したから心のどこかで引っかかるものがあったんだと思う」

「凛…」

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