続・天使が舞い降りた。
俺は聞きなれたその声に慌てて振り返る。
そこには微笑む凛が立っていた。
「…凛!?」
今の全て聴かれていたのかと思うと、俺は急に恥ずかしくなった。
凛の前でギターやピアノを弾くことはあっても、歌声を聞かせたことなんてなかったから。
「やっぱ俊介さんが歌わなきゃ、ダメだね!」
「悪かったなー、オンチで」
「そこまで言ってないもん」
「…でも、何でここに?」
「山村さんに聞いたら多分ここじゃないかって。酷いよー、待っててって言ったのに!」
凛は少し怒ったように微笑んで、俺の横に腰を下ろした。