続・天使が舞い降りた。

「じゃあ今からちょっと」

「はい」


俺は監督との打ち合わせに向かう途中に携帯を取り出した。

凛へのメールを打つ。


"今日、時間合ったら一緒に帰らない?"




数分後、凛からのOKメール。

こういうのもイチイチ嬉しくてたまらない。

まるで10代の男の子のような自分に、多少は呆れつつも…

俺は携帯を握り締めた。






< 77 / 213 >

この作品をシェア

pagetop