双子悪魔のホームステイ
「すみません……今日は女性ものの服やアクセサリーなどを買いに行くんです。男性であるディザス君にはちょっと遠慮して頂きたいというのが本音で……」
「男同士で勝手に行くならいいのかよ?」
耳元に生暖かい息を感じ、きゃああと悲鳴を上げて結祢は壁に張り付くように体を仰け反らせた。。
「ク、ク、クレイ君!な、な、何するんですか!!」
「ああ?大したことしてねえだろ。そんな格好で油断しているお前が悪い。」
「せ、責任転嫁しないで下さいよ!そ、それに、なんで思い切りこっち見てるんですか!?お、お願いですから、目閉じてて下さい!」
一気に立てしまくると、結祢は顔を真っ赤にしてハアハアと呼吸を荒げた。