双子悪魔のホームステイ
「ティ、ティディさんですよ!初めて会った時に、“美麗死神のティディ・アークネット”って名乗っていたじゃないですか!」
「そうだったっけ?俺、あんまり記憶力良くないから覚えてないけど……。」
ディザスはうーんと首を捻っていたが、クレイはそういやそうだったなと肯定した。
それを聞いて、リコナは嬉しそうにパッと瞳を輝かせた。
「ティディ様は美麗集団ビューティアの会員ナンバー一番で団長なんです!“美麗死神”と名乗る権利を、唯一持っている方なんですよ。」
興奮しているように早口で話した後、リコナは再び、ううっ……と泣き出した。
「お前の素性はわかったけどよ……俺様達に何か用事があるのか?無えなら、うっとおしいから帰れ。」
「し、失礼な方ですね!あるから来ているに決まってるじゃないですか!!」

