Are You There?




そいや、初めてだよな保健室。



あの独特な匂いがする。



「せんせー、ケガ人っ・・・あれ?先生いないんだけど。」



「ん?・・・ホントだ。」



「どーする?あっ、あたしがやってあげよっか?」



「いやっ・・・それは。。。」



危険な気が・・・。






ガラッ





2人でドアに注目。




そこにいたのは・・・、





「あれ?波川さんと横田さん?」




あたしらの担任、笹神永人だ。




「あっ、笹神せんせー。いいとこに来てくれたっ!」



「・・・なんでいんの?授業は?」



「あぁ、授業はこの次で・・・どうかしましたか?」



「愛美が足首ひねったんだよ。」



「あっ、たいしたことないっ、ホントに。。。」



「えっ、でもすごい赤い・・・。」




足首を見たら、先生の言う通りかなり赤くなってた。



さすがにヤバイかも。




「とりあえず、座って下さい。それ以上足首に負担かけるとマズイと思いますから。」



「・・・え?」



「ほらっ、ちゃんと座って。」




ほのかが持ってきた椅子に座らせられた。




< 23 / 27 >

この作品をシェア

pagetop