Are You There?
そいや、初めてだよな保健室。
あの独特な匂いがする。
「せんせー、ケガ人っ・・・あれ?先生いないんだけど。」
「ん?・・・ホントだ。」
「どーする?あっ、あたしがやってあげよっか?」
「いやっ・・・それは。。。」
危険な気が・・・。
ガラッ
2人でドアに注目。
そこにいたのは・・・、
「あれ?波川さんと横田さん?」
あたしらの担任、笹神永人だ。
「あっ、笹神せんせー。いいとこに来てくれたっ!」
「・・・なんでいんの?授業は?」
「あぁ、授業はこの次で・・・どうかしましたか?」
「愛美が足首ひねったんだよ。」
「あっ、たいしたことないっ、ホントに。。。」
「えっ、でもすごい赤い・・・。」
足首を見たら、先生の言う通りかなり赤くなってた。
さすがにヤバイかも。
「とりあえず、座って下さい。それ以上足首に負担かけるとマズイと思いますから。」
「・・・え?」
「ほらっ、ちゃんと座って。」
ほのかが持ってきた椅子に座らせられた。