もし明日が見えなくなっても切ないほどにキミを想う。
今度は何?
「お前、俺見てどう思う?」
「……へ?」
「いいから」
格好いい系の彼がおかしなことを聞いてきた。
俺見てどう思うって言われても……
「格好いい顔だと思いますよ?あ、あたしは顔よりあなたの声の方が好きですけど」
顔より、声。
「それだけ?」
「?他に何かありますか?……あー、一匹狼みたいな雰囲気は感じれますけど?」
彼の頭のてっぺんから足まで見てからあたしはそう言った。
すると、可愛い系の彼が満足そうに頷いた。