愛しのマイ☆ドクター
レコーディング前日になっても
美羽の病状は変わらなかった
いや むしろ悪化していた
自分で食事を摂ることが
かなり困難になっていたし
一日中目を閉じていることがほとんどで
呼びかけて反応を確認しないと
意識があるのかないのかさえ
わからないくらいだった
こんな状態で本当に明日外出できるのだろうか
僕はやはり主治医として
外出に反対したほうがいいのではないかと悩んでいた
夜いつもの時間に美羽の部屋を訪れた
彼女に直接聞いてみようと思った
『美羽・・・ 起きてる・・・ かな?』
反応がなければそのまま帰ろうと思っていたけど
意外なことに美羽ははっきりと返事をした
『先生・・・ 話があるの・・・』
僕はいつもの椅子に座り
土色の彼女の顔を見ながら
涙がでてきそうになるのを
必死でこらえながら言った
『僕も・・・話があるんだ』
『そう・・・ じゃあ 先生からでいいよ』
美羽は枕を縦にして背もたれ代わりにすることで
やっと上半身の半分だけを起こした
『明日・・・ 本当に外出・・・ できる?』
美羽はなぜそんなことを聞くのか
とでもいうように
『うん』
とだけ言った
美羽の病状は変わらなかった
いや むしろ悪化していた
自分で食事を摂ることが
かなり困難になっていたし
一日中目を閉じていることがほとんどで
呼びかけて反応を確認しないと
意識があるのかないのかさえ
わからないくらいだった
こんな状態で本当に明日外出できるのだろうか
僕はやはり主治医として
外出に反対したほうがいいのではないかと悩んでいた
夜いつもの時間に美羽の部屋を訪れた
彼女に直接聞いてみようと思った
『美羽・・・ 起きてる・・・ かな?』
反応がなければそのまま帰ろうと思っていたけど
意外なことに美羽ははっきりと返事をした
『先生・・・ 話があるの・・・』
僕はいつもの椅子に座り
土色の彼女の顔を見ながら
涙がでてきそうになるのを
必死でこらえながら言った
『僕も・・・話があるんだ』
『そう・・・ じゃあ 先生からでいいよ』
美羽は枕を縦にして背もたれ代わりにすることで
やっと上半身の半分だけを起こした
『明日・・・ 本当に外出・・・ できる?』
美羽はなぜそんなことを聞くのか
とでもいうように
『うん』
とだけ言った