愛しのマイ☆ドクター
『ふぅ・・・

今日はこれで外来終了ですね』



いつものように

岡崎さんに確認する



『はい おつかれさまでした』



『じゃあ 昼食にしましょうか』



僕はかなり空腹だった



今朝は美羽の検査結果を見て

すぐに院長室に行ったから

コンビニで買ったパンを

食べ損ねていたのだった



『あの・・・先生・・・』



岡崎さんが神妙な顔で

僕を呼び止めた



『はい?』



岡崎さんはあたりを見回して

誰もいないのを確認してから

僕にこう言った



『先生・・・

さしでがましいことを言いますが・・・

あまり・・・一人の患者さんに

入れ込みすぎるとつらくなりますよ・・・』



岡崎さんは小児病棟では

美羽の担当看護士だ



おそらく

僕が毎晩彼女の病室で

長い時間をすごしていることを知っていて

忠告してくれているのだと思った
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