忘却は、幸せの近道
本当にあの日は、驚いた。


実依もだろうけどね。


それは、惣一くんも。


卓もかな?


私と惣一くんの接点。


あれは、偶然の出会いから始まった。


私、惣一くんに妹の話とかしてたけど、知らなかったのかな?


私の存在に気づきながら、実依と姉妹と気づかないとか。


どっか抜けてるよね。


ホント、実依と惣一くんは、どんな出会いをしたんだか。


卓から聞くに実依からの泣き言から始まった。


惣一くんは、ポーカーフェイスが得意だし、飄々とした態度。


そりゃ、実依も自信はないよね。


実依は、活発だけど自分から行動起こさないし。


やっぱり、惣一くんからかな?


ヤバい、気になって来ちゃった。


聞こうかな?


考え始めたら、ウキウキしてテンションあがっちゃった。


実依にしたら、今更かもだけど。


今日は、卓と惣一くんを追いやって、実依とご飯にしようかな?


だって、2人な邪魔されずに聞きたいじゃない。


そういえば、2人だけであのパスタ食べに行ってないや。
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