忘却は、幸せの近道
ご飯を食べた後、映画を見たり、ショッピングを楽しんだ。


デート自体が初めてな私には、すごく新鮮だった。


だって、出掛けるとなると梨依ちゃんか女友達が基本だから。


好きな人とだからかな?


ドキドキが心地よくて。


改めて、惣くんを好きなんだと理解する。


時間なんてあっというまで。


ただ気になるのは、惣くんが時間を気にしてること。


私は、楽しくても惣くんは、つまらないんだ。


たぶん、私とデートしてる事を後悔してるんだ。


今日、会った時点では、次もあるんだと嬉しく思った。


けど、そんなうまくいかないんだね。


どうしたら、いいのかな?


惣くん。


私は、あなたが大好きです。


この想いは、伝えていいものですか?


それとも.....


私にしたら、こんなもどかしい距離ないよ。


惣くんにしたら、なんて事はないただの後輩なんだろうな。


すべて、悲しくなる方にしか考えられない。


惣くんと私の間には、恋人という近しい関係には、なれないのかな?
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