金髪の君*完結
頭上から聞こえた声にドクンッと胸が高鳴る。
重なり合っていた鼓動は自分の心臓の音がうるさくなり、耳に聞こえていた音も掻き消された。
取り乱していたため、気づかなかった…
この匂いも温もりも....
私が安心できる人は今までで1人しかいない。
---しんちゃん…
胸の中で彼の名を呼び、ソッと腕を彼の体に回した。
体に抱き着いたことに気付いた彼は腕に力を入れた
気がした…
規則正しく動いていた鼓動。
ドクンッと大きく脈打ったのが聞こえ、意識してくれているのが嬉しい。